清澄 (江東区)
清澄 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度40分53秒 東経139度47分47秒 / 北緯35.681425度 東経139.796525度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 江東区 |
地域 | 深川地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 4,016 人 |
世帯数 | 2,266 世帯 |
面積([2]) | |
0.305070101 km² | |
人口密度 | 13164.19 人/km² |
郵便番号 | 135-0024[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 江東 |
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清澄(きよすみ)は、東京都江東区の地名で、旧深川区に当たる深川地域内である。現行行政地名は清澄一丁目から清澄三丁目。住居表示実施済区域。
概要
[編集]深川地域西部に位置する。清澄のシンボルともいえる清澄庭園をはじめ、深川図書館が所在し周辺住民が集う憩いの場所として賑わいを見せている。長らく深川を冠していたことから「深川清澄」の名で親しまれている。これは、現在でも旧深川区内に根強く残る習慣である。
隣接する白河と共に清澄・白河エリアは、深川北部の森下・高橋と南部の門前仲町・富岡に挟まれた立地条件から、深川地域行政の集約地として機能していた。その後、深川区などの合併により江東区が発足すると同時に、区役所も地理的中心地の東陽に設置された。区役所所在時の賑わいは失ったものの、現在も複数の行政施設を保有し、その面影を残している。
2000年12月の大江戸線開通や2003年3月の半蔵門線延伸により、交通利便性が急速に向上したエリア。高層マンションの建設など再開発が盛んである。また近年になってブルーボトルコーヒーの日本第一号店が出店されたことなどにより「コーヒーの聖地」として急激にクローズアップもされ、週末等には若い世代の観光客が急増した。
河川
[編集]地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、清澄2-13-12の地点で67万8000円/m2となっている[5]。
歴史
[編集]徳川家康の江戸入府の頃は干潟だった。江戸時代に入り1629年(寛永6年)頃、この一帯の干潟を開拓した猟師町開拓八人の一人に弥兵衛という者がおり、その名を由来として弥兵衛町と呼ばれていた[6]。無年貢地で御菜御用などを務めたが、寛文10年に年貢地となり、1695年(元禄8年)の検地の際に清住町と命名された。この清住は弥兵衛の姓だと考えられている[6]。清住町に伊勢崎町・西大工町・裏大工町・仲大工町が合併した1932年(昭和7年)に深川清澄町に改称され、現在に至る[6]。
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
清澄一丁目 | 888世帯 | 1,655人 |
清澄二丁目 | 699世帯 | 1,254人 |
清澄三丁目 | 679世帯 | 1,107人 |
計 | 2,266世帯 | 4,016人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 2,624
|
2000年(平成12年)[8] | 2,501
|
2005年(平成17年)[9] | 2,861
|
2010年(平成22年)[10] | 3,018
|
2015年(平成27年)[11] | 3,362
|
2020年(令和2年)[12] | 3,921
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 1,043
|
2000年(平成12年)[8] | 1,089
|
2005年(平成17年)[9] | 1,272
|
2010年(平成22年)[10] | 1,421
|
2015年(平成27年)[11] | 1,756
|
2020年(令和2年)[12] | 2,057
|
学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[13][14]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
清澄一丁目 | 3番1号 | 江東区立深川小学校 | 江東区立深川第一中学校 |
その他 | 江東区立明治小学校 | 江東区立深川第六中学校 | |
清澄二丁目 | 全域 | ||
清澄三丁目 | 全域 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
清澄一丁目 | 52事業所 | 1,186人 |
清澄二丁目 | 73事業所 | 648人 |
清澄三丁目 | 99事業所 | 1,160人 |
計 | 224事業所 | 2,994人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 209
|
2021年(令和3年)[15] | 224
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 2,042
|
2021年(令和3年)[15] | 2,994
|
施設
[編集]- 江東区立深川図書館
- 清澄公園
観光
[編集]交通
[編集]- 都営バス(秋26系統)
- 清澄一丁目停留所
- 都営バス(秋26系統・門33系統)
- 清澄白河駅前停留所(秋26系統:葛西駅前行)(門33系統:亀戸駅前行)
- 都営バス(急行06系統・門33系統)
- 清澄庭園前停留所(急行06系統:森下駅前行)(門33系統:亀戸駅前行)
- 都営バス(門33系統)
- 平野一丁目停留所(門33系統:亀戸駅前行)
ギャラリー
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月6日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “清澄の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b c 江東区の地名由来 江東区
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “区立小学校の通学区域”. 江東区 (2023年4月1日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “区立中学校の通学区域”. 江東区 (2023年4月1日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。
関連項目
[編集]- 深川警察署 - 同町周辺の管轄に当たる。(所在地:木場)
- 深川消防署 - 同町周辺の管轄に当たる。(所在地:木場)
- 清澄 (曖昧さ回避)